メールを受信するときに利用するのが、「POPサーバー」で、送信するときに利用するのが、「SMTP」サーバーです。

メールを送信する時に、SMTPサーバーにユーザーIDやパスワードによる認証機能が無い場合、第三者に使用される危険があり、スパムメール送信の中継点などに利用されることがあります。

そこで、送信の前に受信操作を行い、一定時間だけ送信でも認証が行われるようにするのが「POP Before SMTP」です。

つまり、POPサーバーの認証機能を一時的に利用するわけです。

この場合、いったん受信をしないと送信できません。

また、SMTPサーバーに認証機能を持たせるのが「SMTP AUTH」で、こちらは事前の設定が必要になります。

〇メールを送信しようとすると、「差出人の電子メールアドレスが拒否されたため、メッセージを送信できませんでした。…」このようなエラーメッセージが表示され、送信できないことがあります。この時は、設定の変更が必要です。

〇Windows Live メールの場合、「アカウント」タブを開き、画面左側でメールアカウントをクリックして選択し、「プロパティ」をクリック。「サーバー」タブを開いて、「このサーバーは認証が必要」にチェックを入れて「設定」をクリックします。

〇開いたウインドウで、「次のアカウントとパスワードでログオンする」を選択して、メール送信に使う「アカウント名」と「パスワード」を入力して「OK」をクリックします。