通信はできるのに、頻繁に無線LAN(WiFi)が切れてしまう場合、いくつかの原因が考えられます。

まず、他の無線LAN(WiFi)との干渉です。無線LAN(WiFi)は複数あるチャンネルの中から空きチャンネルを選んで通信しますが、どのチャンネルを使うかは無線LAN(WiFi)ルーターが決めます。

これを、手動で変更すると、干渉は解決する場合が多いです。また、電子レンジ(使用時に無線LAN(WiFi)と同じ周波数帯の電波を出します)やコードレス電話などとの混信もありえます。

この場合は、なるべくそうした機器から遠ざけて、混信を避けます。また、無通信状態になると、無線LAN(WiFi)ルーターのポートが自動的に閉じる(または通信が停止する)設定になっている場合は、設定を見直します。

○使用するチャンネルを切り替える:無線LAN(WiFi)ルーターの設定画面を開くと、チャンネルを切り替える項目が必ずあります。これを変更することで、他の無線LAN(WiFi)との混信を避けることが出来ます。

○家電製品との混信を避ける:電子レンジやコードレス電話に加えて、トラックの無線、近所のアマチュア無線などの強力な電波、近所の無線LAN(WiFi)などが干渉し、電波障害を起こす可能性がある。

○周囲に障害物のない場所に置く:無線LAN(WiFi)ルーターは、周囲に障害物があると電波を遮断されます。特に金属は弱く、電波が跳ね返されてしまう。周囲に障害物がないように、高い棚の上などに設置するといいです。

○無通信状態での無線LAN(WiFi)ルーターの設定を見直す:LAN側のパソコンがアクセスすると無線LAN(WiFi)ルーターがWAN側のポートを開き、データの受け取りが終わるか、タイマー設定値を超えると自動的にポートが閉じる設定になっている場合はこの設定を長めに変えてみます。