パソコン修理でウイルスに感染したので、見てほしいという依頼が多いです。
ウイルスを分類するとだいたい大きく4つに分かれます。
最近のウイルスは、複合型が多く複雑になっています。
◎ ワーム型 現在多く広がっているウイルスです。ワーム型のウイルスはネットワークを介してパソコンのセキュリティーホールを自動で探しだし、無差別に感染して広がっていきます。ユーザーがメールに添付されたファイルを実行しなくても、感染します。WindowsUpdate が重要になります。
◎ ファイル感染型 メールに添付されてくるファイルで拡張子が”COM””EXE”などの実行ファイルに感染するウイルス。ファイルを実行するとウイルスが起動して、パソコンの破壊活動、感染活動、プログラムの書き換えなどを行ないます。あやしいメールに添付されたファイルには注意が必要です。
◎ トロイの木馬型 インターネットを使って役立つソフトをインストールしたら、実はウイルスが知らないところで動作している。最近多いスパイウエアにもトロイの木馬型のものがあります。よく分からないうちにインストールしてしまったり、Windowsのセキュリティーホールを利用して強制的にダウンロードされてしまう事がおおいです。
◎ マクロ型 マイクロソフトのオフィス製品ワード、エクセルなどのアプリケーションデータファイルにマクロ機能を利用して感染します。知らずに感染したファイルを開いてしまうと、マクロウイルスが実行されてウイルスメールをアドレス帳に登録された人にばらまくなどします。
インターネット、メールを使うならウイルスソフトは必ずインストールしてください。
インストールしてあっても、期限が切れていたら意味がありませんので、確認して切れていたら更新してください。
WindowsUpdateも自動になっているかどうかを確認してください。
メールに怪しいファイルが添付されている。でも差出人を見ると友人の名前がある。こんな時も友人に確認してください。最近のウイルスは差出人を偽装することなんて簡単にします。