バックアップが大切とよく聞きますが、バックアップの意味は予備をとっておくという事です。
パソコンのデータファイルをハードディスク以外の場所に、予備を作っておく事です。

バックアップは難しいことではありません。
USBメモリーにコピーして保存するのも、バックアップしたことになります。
最近では2GのUSBメモリーも2000円~3000円位で買えますから、音楽ファイルや動画ファイルは無理ですが、メール、アドレス帳、ワードやエクセルのなどの軽いデータなら十分バックアップできます。

何をバックアップすればよいか。
ご自分で使っているデータをバックアップすればいいのです。ほとんどの方の場合。
◎ マイドキュメントフォルダ(音楽ファイル、デジカメの画像などが保存されている。)
◎ デスクトップ(ここにファイルを置く人は多いです。注意するのは、ショートカットのアイコンを保存してもバックアップは取れません。実態を保存して下さい。)
◎ ブラウザ(インターネットエクスプローラー、Fire Fox 、Operaなど)のお気に入り。
◎ メールソフトのデータ、アドレス帳のデータ。
◎ 年賀状ソフトの住所録のデータ。
◎ その他のソフトが使っているデータ。

だいたい、こんなところでしょうか。
ワード、エクセル、フォトショップ、年賀状ソフトなどのソフトそのものはバックアップ出来ません。
新しいパソコンには、再インストールする必要があります。

バックアップの基本は、ファイルをコピーすることです。
USBメモリーや、ハードディスクが2台ある場合は、ファイルをドラッグ・アンド・ドロップすれば簡単にコピーできます。
ハードディスクが1台で、CドライブとDドライブの二つに分かれているパソコンをお使いの方は、とりあえず大事なファイルをDドライブにコピーしておけば、Windowsが壊れて再インストールした時にCドライブのファイルは無くなりますが、Dドライブのファイルは影響を受けませんので、ファイルを戻すことが出来ます。

CD-Rや、DVD-Rにバックアップする時は、ドラッグ・アンド・ドロップではコピー出来ません。
専用の書き込みソフトを使って、「書き込み」を行ないます。
パソコン付属のソフトの取り扱い説明書にソフトの使い方が書かれていますので、手順にしたがってソフトを起動し、ファイルまたはフォルダごとも可能だと思います。
注意としては、ファイナライズという機能をしないと他のパソコンではディスクが読めない事があります。