先日、お客さんから問い合わせがありました。
「渡邉さん、インターネットを見ていたら、突然ウインドウが開いて重要な警告と表示されてます。電話番号が書いてあってお問い合わせしてください。とあります」
「電話番号は何番ですか」
「フリーダイヤルの03-4590-0815です」
「その番号は、フリーダイヤルじゃないですね」
「そうですよね。おかしいですね」
「パソコンの機種を教えてください」
「デルのLATITUDE 3540です」
「はい。調べてみますので、パソコンはそのままにしてお待ちください」
ネットで検索すると、電話番号は違いますが、似たような事例がありました。
突然ウインドウが開き、同時に音が出るケースもあるようです。
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Windowsセキュリティの重要な警告
Windowsセキュリティ&アンチウィルスサービスでエラーが発生しました。
お使いのシステムのオンライン診断結果
Windowsは、お使いのシステム上で可能な
主要なレジストリの障害を検出した可能性があります。
詳細については、フリーダイヤル
03-4590-×××× カスタマーサポートにお問い合わせください。
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フリーダイヤルと書かれていますが、フリーダイヤルではないのが、おかしいですね。
自作自演の警告メッセージでし。
決して、電話してはいけません。
中には、電話をしたら片言の日本語で話すサポートがおかしいと思って電話を切った人や、カード番号まで教えてしまった人もいました。
そして、リモート操作を許してしまった人も。
「○○さん。お待たせしました。今回の警告は、ウイルスではないので、ウインドウを閉じれば解決です」
「そうなんですか」
「はい。タスクバーを右クリックして下さい。するとメニューが表示されますので、タスクマネージャーをクリックしてください」
「はい。しました」
「アプリと書かれている下に、Internet Explorerがありますか」
「はい。あります」
「それを右クリックして、タスクの終了をクリックしてください」
「はい。クリックしました」
「消えましたか」
「あっ、消えました」
「良かったです」
「ありがとうございます」
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