新宿区四谷のパソコン修理:S様

ノートパソコンのDell XPS M1210が故障して、修理が終わって戻ってきたら、無線LANが使えないそうです。

前回の無線LAN設定は、プリンターを入れ替えた時に、Canonの法人保守サービスを契約して、そのサービスで設定をしてもらったそうです。

無線LANステーションは、Buffalo WHR-HP-G54です。
http://buffalo.jp/products/catalog/item/w/whr-hp-g54/
「購入したときに付いていたマニュアルはありますか」

「ないですね」

「分かりました。ネットで検索します。それと、Canonの方が設定に来た時に、設定内容を書いた物はありますか」」

「探してみます」

BuffaloのルーターはAOSSの機能で簡単に接続できますが、全てのパソコンに対応しているわけではないので、最初はそれを調べました。

結果は、Dell XPS M1210はAOSS対応していないので、手動で設定が必要でした。
インテル Proset/Wireless を開いて、接続ポイントを検索しましたが見つかりません。

おそらく、セキュリティを考えてCanonの方が、ステルス設定をしたので、見えなくなっているようです。
こうなると、Buffalo WHR-HP-G54とパソコンを直接LANケーブルでつないで、管理画面を確認するしかありません。

デフォルトのIPアドレスは、192.168.11.1です。
ブラウザを開いて、アドレス欄に http://192.168.11.1/ と打ち込みEnter キーを押しました。

ログイン画面が開きました。
デフォルトは、ユーザー名が root で、パスワードはなしです。
root と打ち込んでEnter キーをおしましたが、ログイン出来ませんでした。

こうなると、どうしようもありません。
画面をお客様に見せながら、

「すみません。ここまではつながるのですが、ユーザー名とパスワードが分からないので管理画面にログイン出来ないんです。Canonと保守契約した時、プリンター、パソコンの設定などを書いた紙があると思うんですが」

お客様にお願いして探してもらいました。

そして、やっと保守契約書が見つかりました。
そこには、Buffalo WHR-HP-G54のユーザー名、パスワード、SSID、パスフレーズが書かれていました。

早速、管理画面にログインしてステルス設定を解除しました。
次に、インテル Proset / Wireless を開くをクリック。

接続をクリック
一般設定のウインドウが開きます。
プロファイル名:自宅
ワイヤレスネットワーク名(SSID):******

セキュリティ設定
エンタープライズセキュリティにチェック
ネットワーク認証 オープンシステム
データ暗号化   WEP

暗号化レベル  64ビット
5文字のパスフレーズ:*****

問題なく接続できました。ステルス設定に戻しました。
速度も54Mbpsと十分な速度が出ていました。